勉強漬けの日々が始まる

みなさんこんにちは、たなかです。

8月末から授業が始まり、約一か月が過ぎました。

この一か月は忙しすぎて本当にしんどかったです。

今学期私は、以下の授業を取っています。

  • Organic Chemistry
  • Organic Chemistry Lab
  • Cell Biology
  • PhysicsⅠ
  • Writing for Liberal Arts

Organic Chemistry

たくさんのScience専攻の生徒が、この授業のせいで専攻を変えるといわれているほど難しいクラスです。

毎週たくさんの宿題が出され、ちゃんと自分で復習しないとすぐにおいていかれます。

先生は、スライドなどは作らずにその場でiPadで板書し、それをスクリーンに映しながら授業を進めていきます。

大抵の先生は、授業のスライドや板書をシェアしてくれるのですが、この先生はシェアしてくれません。

そして、週末は基本的にメールの返事は返ってきません。

先生として、生徒にすることと、しないことをはっきり区別しています。

最初は、そういった態度に戸惑いましたが、Office hourに質問をしに行ったら快く答えてはくれるので悪い先生ではないです(笑)。

しかし、態度が結構威圧的なので自分の質問が愚かではないかと、とても気を遣います。

この授業では、化学構造式をたくさんかくので今学期からiPadでノートを取り始めました。

とても快適で、早くそうすればよかったです。

しかし、覚えることが多く、話もとても複雑なので週二回の勉強会に参加したり、週末には個人的にTutor(家庭教師)を二時間程頼んでいます。

画像を張ることができるので、後から見返すのにすごく便利です。最近Newman projectionを習いました。

Organic Chemistry Lab

今までの化学の授業は、ラボでの実験を含めて5単位でした。

しかし、このOrganic Chemistryは授業とラボが別々に採点されます。

なので、今学期授業のみをとって、来学期にラボだけを取ることもできます。

このラボは1単位なのですが、正直全く割に合っていません

実験をするまでにやるべきことが山のようにあります。

そして、実験は3時間立ちっぱなしで基本的に一人で行います。

実験後は実際に行った実験手順を、他の人が実験を行って同じ結果が得られるようにまとめなければいけません。

長すぎても、情報が不足していてもだめなので慣れてない私はとても時間がかかります。

去年の化学の実験は、楽だったなぁ…としみじみ思います。

正直この実験のせいで週末思うように勉強が進まず、ひどい時は月曜日の朝4時まで起きて次の日地獄でした(泣)。

今週はほうれん草の色素を分けるColumn Chromatgraphyの実験をしたのですが、私は手順を読み、ノートに自分で書いていたにも関わらず、盛大にやらかしました。

しかもこの実験は二人一組だったので、パートナーに申し訳なかったです。

二人で何とか修正し、分けた色素の吸光度からモル濃度を調べようと次の実験に移ったところで今度は二人で盛大にやらかしました(笑)。

吸光度が高すぎたので色素を薄めたのですが、この薄めるべき液体を間違えました。

パートナーは私のルームメイトだったので、前日から二人で夜遅くまで実験準備していて疲れていたこともあり、もうめちゃくちゃで笑いが止まりませんでした。(絶対笑うとこではないです)

次の日に先生に正直に何をしたか話に行ったら、実験の結果事態にさほど影響がないことがわかりました。

このような実験に大きな影響はないけど、手順的には間違っていることが多々あったため、実験の前日にはTutorに一時間程実験手順の確認をする時間を取ってもらっています。

Cell Biology

この先生とOrganic Chemistryの先生は夫婦なので、同じ日に試験が被らないように配慮してくれます。

この授業では主に細胞について学ぶのですが、月水金朝8時から始まるので正直体力的にきついです。

毎週宿題があり、覚えることも多いですが生き物を構成する細胞の働きはとても興味深いです。

この授業も週に2時間程ラボで実験の時間があるのですが、有機化学の実験よりかは少し楽です。

今週はイースト細胞を顕微鏡で観察しました。

これも実験の前と後にレポート課題があります。

この授業も週に二回の勉強会と週末に一時間、Tutorを頼んでいます。

Organic chemistryと授業内容が結構被っています。

PhysicsⅠ

私は高校は文系のクラスだったので物理を取るのは今回が初めてです。

先生がドイツ人なので、ブリティッシュイングリッシよりのジャーマンアクセントで話すので、慣れてない私は時々聞き取りづらい時があります。

この授業も週に2時間程ラボで実験があり、パートナーのフランス人の子と二人で協力してやっています。

毎週金曜日にはクイズがあるため、木曜日の朝一時間、上級生に勉強を見てもらっています。

Writing for Liberal Arts

必修のライティングクラスです。

毎週宿題があるのですが、私はみんなの倍は時間がかかっていると思います。

授業がグループワークやディスカッションベースなので、ついていくためには事前に予習が必須です。

この授業ではContract gradingという採点方法を採用しています。

課題に対して点数ではなく、complete,incomplete,missingの3つの内どれかがつけられます。

先生が言うには、ライティングの採点で90点と91点の違いを説明するのは難しく、主観的な採点になってしまうのを避けるためだそうです。

全ての宿題でcompleteを取れば、最終成績はBがつけられます。

もしB以上を取りたい場合は、追加で3つの課題をこなさなければいけません。

授業が始まって一か月

正直毎日地獄です(笑)。

毎日やることが多く、次から次へと終わりが見えないですが、何とか一つずつこなしています。

去年に比べ、Tutorを使う頻度がものすごく増えました。

おそらく私が大学で一番のヘビーユーザーだと思います(笑)。

その授業を取ったことのある人は、生徒がどんなところにつまずくのかわかっているため、説明の仕方がとても上手です。

教授とはまた違った視点から教えてくれるので、とても助かっています。

また、一つ一つの授業が重いのでバランスよくすべてを勉強することが難しいです。

今後より一層時間の使い方に気をつけないといけません。

本当は授業外にクラブ活動に参加したり、旅行に行ったりしたいのですが学期中はその余裕はなさそうです。

しかしこの一学期を乗り越えることができれば、私はこの先どんなことでもやっていけるのではないかと思います。

そんな勉強漬けの中でも、今学期からルームメイトができたので毎日何かと楽しく過ごせています。

ルームメイトについてはまた別の記事で書きます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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