みなさんこんにちは、たなかです。
約1年ぶりの更新になってしまいました。
某国立大学医学部医学科学士編入試験に合格し、2027年4月から医学科2年次に入学することになりました。
(大学名は公開するか迷っていますが、受験した大学の体験記を多分その内書きます。)
今回は、私の受験時のスペックや受験にあってよかったものについて簡単にまとめたいと思います。
卒業後、なぜ医学部学士編入を選んだのか
実は、高校生の頃から「アメリカの大学へ進学し、その後医学部へ進む」という漠然とした目標を持っていました。途中でうつ病を発症したことで大きく遠回りすることになりましたが。
大学卒業後は、大学院へ進学するか、日本の医学部学士編入を受験するか、あるいは海外の医学部へ進学するかなど、さまざまな進路を考えました。
その中で、「将来どこで医師として働きたいのか」を改めて考えた結果、やはり自分は日本で医師として働きたいという結論に至り、日本の医学部を目指すことを決めました。
勉強を始めるまで
2025年5月に大学を卒業して帰国しましたが、6月から8月までは本当に何もできませんでした。
今振り返ると、大学を3年間で卒業するために、学期中だけでなく夏休みも授業を詰め込み続けた反動で、完全に燃え尽きていたのだと思います。
私は予定がないと平気で午後2時頃まで寝てしまうタイプなので、「まずは朝起きる習慣だけでもつけよう」と思い、午前中だけアルバイトを始めました。
それでも9月頃までは受験勉強へのやる気が全く湧かず、毎日ちゃらんぽらんに過ごしていました。
8月下旬に偶然医学部学士編入を経験された方々と知り合う機会があり、受験のことや勉強方法についてたくさん相談に乗っていただきました。
そのおかげで、ようやく重かった腰を上げ、本格的に勉強を始める決心がつきました。
今振り返っても、もしあの時あの方々と出会っていなかったら、私は受験勉強を始めることすらできていなかったと思います。
一般入試も考えましたが、自分には現実的ではないと感じました。一方で、学士編入試験は科目数が比較的少なく、これまでの大学での研究や海外での経験も評価していただける入試だったため、自分に最も合っていると考えました。
改めて経歴
- うつ病で高校中退
- 高卒認定試験取得
- 約5年間療養後アメリカのリベラルアーツ大学入学、卒業(生物学専攻)
受験科目/勉強開始時のレベル
生命科学
大学では生物学を専攻していたので基本的な知識はあるものの、かなり忘れていました。
そのため、「細胞とは何か」といった本当に基礎の基礎から勉強を始めました。
生化学や神経学など履修していた科目も、「なんか聞いたことあるな」くらいのレベルまで忘れていました(笑)。
ちなみに、免疫学や生理学は大学で履修していなかったため、それらの分野は完全にゼロからのスタートでした。
化学
有機化学は、生物学専攻では一番大変と言われる科目だったので、大学時代にかなり勉強させられた覚えがあります(笑)。
そのため、「やれば思い出せるだろう」くらいに思っていました。実際、私の得点源は有機化学でした。
一方で、無機化学は未履修、理論化学も「なんか聞いたことあるな」という程度でした。高校化学も履修していませんでした。
物理
0です(笑)。大学で履修したことはありましたが、完全に忘れていたので実質ゼロからのスタートでした。高校物理も履修していません。受験科目の中では、間違いなく一番の鬼門でした。
TOEIC
2026年1月に受験しました。一番苦手だったのはReadingのPart 5(文法問題)です。本当に最後まで苦戦しました。
勉強期間
2025年5月に大学を卒業・帰国後、2025年9月頃から本格的に受験勉強を開始し、2026年7月に合格をいただくまで、約10か月間勉強しました。
TOEIC / TOEFL
- TOEIC:940
- TOEFL iBT:100
学部時代のGPA
3.97 / 4.00
勉強時間
一番勉強した日は13時間半、一番勉強しなかった日は0時間でした。
私は本当に勉強時間のムラが大きかったので、平均勉強時間は出せません。0時間の日も月に何日かあり、なんと受験10日前にも丸一日勉強しなかった日があります。
それ以外の日は、おそらく1日6〜8時間くらい勉強していたと思います。
受験生はつい勉強時間を気にしがちですが、勉強時間が長ければいいというものではなく、中身が伴ってこそだと思います。私は他人の勉強時間はあまり参考にせず、「いつまでに何を終わらせるか」というゴールを決め、それを残り日数で割って1日・1週間ごとのノルマを設定していました。
また、毎日取り組んだ内容をExcelに記録し、計画通り進んでいるかを可視化していました。
ちなみに、予定を立てている時が一番モチベーションが高いので、「これもやる!あれもやる!」と詰め込みまくり、ノルマを達成できた日はほとんどありませんでした(笑)。
なので、予定は「これくらいならできるかな」という量の8割くらいに設定し、さらに週に1日はBuffer(予備日)を作っておくことをおすすめします。
使った教材
運良くKALSの教材一式を譲っていただけたため、KALSには通わず、教材のみを使って勉強しました。
理論化学、物理、英語は市販の教材やYouTube、ChatGPTを使いました。
あって良かったお助けアイテム
会員制自習室
勉強を始めた頃は、自宅から車で30分ほどの県立図書館へ通っていました。
無料なのはありがたかったのですが、Wi-Fiも電源もなく、パソコンとiPadを使って勉強していた私にはかなり不便でした。
そして何より、勉強場所が遠いと、家を出るまでのやる気がなくなります。
これが一番大きかったです。
そこで思い切って、自宅近くの月額制自習室に登録しました。
無料で勉強できる場所があるのにお金を払うのか…と最初は少し迷いましたが、今では一番コスパの良い投資だったと思っています。
毎日朝から晩まで資格の勉強をしている方がいて、
「自分も頑張ろう」と勝手に励まされていました。
Sony WF-1000XM5
もともとはWH-1000XM4(ヘッドホン)を使っていましたが、長時間つけていると頭が重くなって首が痛くなるようになり、イヤホンへ変更しました。
結果、めちゃくちゃ良かったです。
ノイズキャンセル性能も高く、受験期間中は毎日使っていました。
ポモドーロタイマー/クラシック
勉強を始めて3か月くらいは、集中力が全然続きませんでした。
その頃はYouTubeのポモドーロタイマー(ブラウンノイズ付き)または雨音を流しながら、
「タイマーが鳴るまでは頑張ろう。」
と思って机に向かっていました。
その後はApple Musicの
「極上オーケストラ特盛〜定番クラシック名曲ベスト50」(名前おもしろいですね笑)
を流しながら勉強していました。
クラシックは本当におすすめです。
ランニング
友達がフルマラソンを完走したことがきっかけで、夜に軽く走るようになりました。
一日中座っているので、音楽を聴きながら走る時間は一日の終わりの良い息抜きでした。
WANIMA
受験中、一番ハマったアーティストです。
受験直前の2か月は毎朝5時半に起きていました。
起きたらすぐイヤホンをつけて、WANIMAを爆音で流しながら顔を洗うのが毎朝のルーティンでした。
受かってライブに行くことをモチベーションにしていました。
おすすめは
- Still Here
- ともに
- シグナル
- アゲイン
- Drive
です。聞いているうちに今日も頑張ろうと思えます!
受験が終わったらやりたいことリスト
これは本当におすすめです。
しんどくなった時は、
「受験が終わったらこれできる!!」
と何度も見返していました。
途中からどんどん追加され、最終的には3ページくらいになっていました(笑)。
息抜き
受験は長期戦です。
根性だけでは何か月も走り続けられません。
受験2か月前くらいまでは、週に1日くらいは好きなことをする日を作っていました。
友達とご飯へ行ったり、漫画を読んだりしました。
その一日があるから、「また明日から頑張ろう」と思えました。
また一日の終わりにも大好きな漫画を一話だけ読んだりしていました。
ChatGPT Plus
解説を読んでも理解できない問題は、コピペして噛み砕いて説明してもらっていました。
ホルモンやシグナル伝達のように覚えることが多い分野では、まとめ表も作ってもらいました。
また、志望理由書も文法や表現をチェックしてもらい、文章を何度も添削してもらいました。
もちろん、内容は教科書でも確認していましたが、本当に勉強の相棒でした。
受験期間だけでも、課金する価値は十分あると思います。
睡眠薬
受験への不安から、夜全く眠れなくなった時期がありました。
眠れないので昼間に寝てしまい、そのせいで夜も眠れない、完全に悪循環でした。
このままでは勉強どころではないと思い、精神科を受診して睡眠薬を処方していただきました。
私にはこの睡眠薬がとても合っていて、寝つきが良くなり、朝もすっきり起きられるようになりました。その結果、生活リズムが整い、勉強にも集中できるようになりました。
受験中は「気合いで何とかしなければ」と思いがちですが、体調や睡眠は勉強の土台です。もし睡眠で悩んでいるのであれば、一人で我慢せず、医師に相談することも大切だと思います。
科目ごとの詳しい勉強法やメンタルの保ち方については、長くなってしまうので別の記事で書こうと思います。
アメリカ留学時代の小話やTOEFLなど、まだまだ書きたいことがたくさんあります。
更新はゆっくりになると思いますが、受験のことや留学のことなど、何か聞きたいことがあればこちらから気軽にメッセージをください。
受験は一人で抱え込むと、本当にしんどいです。
私もたくさんの方に助けてもらったからこそ、ここまで来ることができました。
今度は少しでも私の経験が、これから挑戦する誰かの力になれたらうれしいです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

